「あいた口がふさがらない、あしたはあしたの風が吹く」
「顔から火がでる、金の切れ目が縁の切れ目」
「郷に入っては郷に従え、紺屋の白ばかま」
上記、声にだしてみましょう。
どんな風に読んでみましたか。
よく聞くことわざや慣用句、口に出してみると、リズムを感じませんか。
五七五七七の短歌のようだったり、お経みたいに感じたり。
感じ方は人それぞれですが、とにかく一定のリズムを感じます。
この言葉のリズム感を大切に、今度は、この言葉をはじめて聞く人に向かって、
相手にわかるように伝えてみましょう。
どんなところに気を付けましたか。工夫をしましたか。
意味がわかるように、しゃべった。
ことば明瞭にひとつひとつゆっくり丁寧にしゃべったなど、
その工夫は、どれも必要なものです。
日本人のスピーチは、とかく聞き取りにくいと言われます。
自然に日本語を話すと、まるでなだらかな山のようになります。
なだらかな山のように喋ると、相手に届きやすい喋り方になります。
「最初は低く、だんだん高くなって、最後はまた低くなる。」
これができるようになるとしめたもの!
さしずめビジネスのシーンなら、相手が途端にメモを始めるでしょう。
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